Chinese Tea@Domaine de Mikuni, Karuizawa 夕の回レポート
2017年11月12日
夏からの悪天候を償うかのような、晴天に映える紅葉がひときわ美しい秋の日の夕、
中国茶と食事のマリアージュ第2弾は、Domaine de Mikuniで開催されました
最寄りの駅まではしなの鉄道で
駅も列車もなんともレトロで可愛らしい
車窓から臨む浅間山も美しく
軽井沢の喧騒から少し離れた自然豊かな地に、Domaine de Mikuniはあります
世田谷から移築されたという古民家
紅葉には少し遅いかもと思っていましたが、まるで待っていてくれたかのようです
秋の日の暮れるのは早く、お茶会が始まる頃には明かりが点り…
お庭に面した大きな窓のあるテーブルで、いよいよお茶会・お食事会の開催です
Maitre d'hotelである内藤さんのサイン入りのメニュー、貴重です
九壺春・高山烏龍茶 2017年 (台北「九壺堂」製)
金戸美鈴さん茶席
金戸さんが、作り手の九壺春に対する思い入れが伝わるように、
また、中国茶にあまり接する機会のない参加者の方々にも、
中国茶の魅力が少しでも伝わるように淹れたいと、この日のために選ばれた茶器
藤田美紀さん茶席
軽井沢の自然をイメージして選んだという茶器
テーマは「五感で味わうお茶」
いよいよお食事のはじまりです
目にも美しい最初のお皿は、前菜の盛り合わせ
海峡ムール貝の「海峡」とあるのは、津軽海峡のことだそうです
アガーのうま味シートの向こうに透けて見えるウニが、見た目にも美しい
人参のムースとウニのマリアージュ
メインの鴨はフランス ランド産・マグレ鴨
フォアグラのためにおいしいものを食べて育った鴨は、もちろんお肉だっておいしいんです!
旬の軽井沢野菜のフリカッセはさしずめ名脇役といったところ
お皿の上での見事な競演
Maitre d'hotelの内藤さんが、この会のために特別に
クレープシュゼットの仕上げをしてくださいました
オレンジとバターの香りが立ち、デザートへの期待が高まります
クレープ・シュゼット自家製ヴァニラアイスクリーム添え
締めは、九壺堂の國賓紅茶で
合わせるデセールは、カヌレとバタークッキーとチョコレートケーキ
マントルピースの上のディスプレーが素敵だったので
心豊かな秋の夕でした
レポート:イベント参加者・中村
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